嵐絞りのストール
¥19,800
SOLD OUT
嵐絞りと呼ばれる絞り染めの手法で染め上げました。
絞り染めを学ぶため有松に訪れた際、江戸時代当時の布に感銘を受け、独自に研究を進めて制作しました。
直径20~30㎝ほどの長い筒に布を巻き付けてから、糸を1㎝くらいの感覚でさらに巻き付けてゆき、筒の端に布を絞って寄せることでできた布ひだを染め上げることで無数のラインが現れます。嵐のように吹き荒れる様から「嵐絞り」と呼ばれています。仕事では4mほどの筒に浴衣生地12m2反を染め上げます。江戸時代後期に男性物の浴衣として一世風靡をしたデザインですが、現在は道具や職人さんがいなくなり、幻の染色技法と言われています。
絞り染めはほとんどが女性の職人さんの仕事でしたが、嵐絞りは道具が大きく、力仕事であったため唯一男性の絞り師さんにより行われました。
‐ 染め ‐
染めの色:藍錠染め、ベンガラ染め 染めの技:嵐絞り
‐ 素材 ‐
インドカディコットン
‐ サイズ ‐
たて1m90cm×1m10cm
大きな色落ちなどは無いよう染めておりますが、
洗濯の際は以下の点をご注意いただければと思います。
1、シミや汚れが付着した場合は乾燥する前にすみやかに水または
石鹸水などで洗い流すか、濡れたタオルやティッシュなどで上
からポンポンと抑えるように叩いて落としてください。
洗剤や石鹸でゴシゴシと強く擦ると色抜けの原因となりますので
擦り洗いは避けてください。
2、洗濯の際、洗濯機の場合はネットに入れての洗濯。手洗いの際は
ぬるま湯またはお湯に少量の洗剤を加えて優しく手洗いしていただく
とより長く色合いを保ちます。